血液一般|一般財団法人 京浜保健衛生協会

検査結果項目

血液一般

白血球は細菌やウイルスなどから体を守る働きがあり、感染症や炎症、腫瘍などのほか、
喫煙者で高くなる傾向がみられます。

 

項目
基準値
説明
白血球数(/μℓ)
3500~9000
血液像(%)
好中球桿状核(ST)
2~10
細菌の侵入に対し身体を守る働きがあります
※桿状核は分葉核になる前の段階
※分葉核は桿状核の段階を経て成熟したもの
好中球分葉核(SEG)
38~68
リンパ球(LY)
20~50
免疫の役割をします
単球(MO)
2~8
好中球と似た働きで炎症を抑えます
好酸球(EO)
0~6
アレルギーを抑えますが発症時は増加します
好塩基球(BA)
0~2
存在しないこともあり働きはよくわかっていません

 

血小板は止血の役目をするものですが、鉄欠乏性貧血があると高めに出るほか
肝臓の病気でも値に影響が出ます。

項目
単位
基準値
血小板数
万/μℓ
13.0~34.9

 

赤沈は赤血球沈降速度のことで赤血球が沈んでいく速度を測る検査です。
結核が疑われるときに実施されることが多い検査ですが、炎症などの病気がなくても異常値がでることもあり、
補足的な意味合いが強い検査です。1時間値で判定します。

項目
単位
基準値
赤沈(1時間値)
mm/h
1~15
赤沈(2時間値)
2~30
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