オプション血液検査について
当協会では個人オプションの血液検査も同時に実施いただくことが可能です。
※オプション追加の可否については、お問い合わせください。
●腫瘍マーカー検査
A.男性標準 B.男性強化
C.女性標準 D.女性強化 E.女性乳腺
F.肺
●胃がんリスク検査
●肝炎検査
●ウイルス感染症抗体検査
●アレルギー検査(View39)
●NT-proBNP検査
●新型コロナ抗体検査
腫瘍マーカー検査
がんが発生すると増えてくる特有な物質の量を測定します。
この検査だけでがんを特定できるのもではありませんが、経過を比較することで異変をいち早く疑うことができます。
★基準値より高いマーカーがあった場合は、専門医を受診してご相談ください。
★女性は妊娠や月経周期によって高値を示すことがあります。これらが疑われるような場合は専門医で再検査をご相談ください。(AFP、CA125、NCC-ST-439)
A.男性標準
●:反応するもの △:一部に反応するもの
| 検査項目 | 食道 | 胃 | 大腸 | 肺 | すい臓 | 肝臓 | 胆のう | 前立腺 | 甲状腺 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| CEA | ● | ● | ● | ● | ● | △ | |||
| AFP | ● | ||||||||
| CA19-9 | ● | ● | ● | ● | ● | ||||
| PSA | ● |
B.男性強化
●:反応するもの △:一部に反応するもの
| 検査項目 | 食道 | 胃 | 大腸 | 肺 | すい臓 | 肝臓 | 胆のう | 前立腺 | 甲状腺 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| CEA | ● | ● | ● | ● | ● | △ | |||
| AFP | ● | ||||||||
| CA19-9 | ● | ● | ● | ● | ● | ||||
| PSA | ● | ||||||||
| CYFRA | ● | △ | △ | ● | |||||
| ProGRP | ● | ||||||||
| 抗p53抗体 | ● | ● | |||||||
| ncc-st-439 | ● | ● | ● | ● |
C.女性標準
●:反応するもの △:一部に反応するもの
| 検査項目 | 食道 | 胃 | 大腸 | 肺 | すい臓 | 肝臓 | 胆のう | 乳腺 | 子宮 | 卵巣 | 甲状腺 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| CEA | ● | ● | ● | ● | ● | △ | △ | ||||
| AFP | ● | ||||||||||
| CA19-9 | ● | ● | ● | ● | ● | ||||||
| CA125 | ● | ● |
D.女性強化
●:反応するもの △:一部に反応するもの
| 検査項目 | 食道 | 胃 | 大腸 | 肺 | すい臓 | 肝臓 | 胆のう | 乳腺 | 子宮 | 卵巣 | 甲状腺 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| CEA | ● | ● | ● | ● | ● | △ | △ | ||||
| AFP | ● | ||||||||||
| CA19-9 | ● | ● | ● | ● | ● | ||||||
| CA125 | ● | ● | |||||||||
| CYFRA | ● | △ | △ | ● | △ | △ | |||||
| ProGRP | ● | ||||||||||
| 抗p53抗体 | ● | ● | |||||||||
| CA15-3 | ● | ● | ● | ||||||||
| NCC-ST-439 | ● | ● | ● | ● |
E.女性乳腺
●:反応するもの △:一部に反応するもの
| 検査項目 | 食道 | 胃 | 大腸 | 肺 | すい臓 | 肝臓 | 胆のう | 乳腺 | 子宮 | 卵巣 | 甲状腺 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| CEA | ● | ● | ● | ● | ● | △ | △ | ||||
| AFP | ● | ||||||||||
| CA19-9 | ● | ● | ● | ● | ● | ||||||
| CA125 | ● | ● | |||||||||
| 抗p53抗体 | ● | ● | |||||||||
| CA15-3 | ● | ● | ● |
F.肺
●:反応するもの △:一部に反応するもの
| 検査項目 | 食道 | 胃 | 大腸 | 肺 | すい臓 | 肝臓 | 胆のう | 乳腺 | 子宮 | 卵巣 | 甲状腺 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| CEA | ● | ● | ● | ● | ● | △ | △ | ||||
| CA19-9 | ● | ● | ● | ● | ● | ||||||
| CYFRA | ● | △ | △ | ● | △ | △ | |||||
| ProGRP | ● |
胃がんリスク検査
| 検査項目 | 内容 |
|---|---|
| ペプシノゲン | 胃粘膜の萎縮度を推測し、胃がんになりやすいかどうかを調べる検査です。 |
| ヘリコバクター・ピロリ抗体 | ピロリ菌の感染を調べる検査です。ピロリ菌感染が持続すると胃の粘膜が薄く萎縮し、胃がんになりやすくなります。 |
| ABC検診 | 「ペプシノゲン」と「ヘリコバクター・ピロリ抗体」の2つの検査を組み合わせて、胃がんにかかるリスクをA~Dの4群で判定する検査です。 |
当協会では個人オプションの血液検査も同時に実施いただくことが可能です。
※オプション追加の可否については、お問い合わせください。
肝炎検査
肝炎ウイルスは、感染しても自覚症状に乏しいことから、感染に気付きにくく、適切な治療を行わないまま放置すると慢性化し、肝硬変や肝がんといったより重篤な病態に進行するおそれがあります。早期に発見し治療にあたればウイルスの排除やコントロールが可能です。
| 検査項目 | 内容 |
|---|---|
| B型肝炎 | HBs抗原・抗体を調べます。現在の感染の有無やワクチン接種、感染既往による免疫の有無を判断します。 |
| C型肝炎 | HCV抗体を調べます。C型肝炎ウイルスに感染したことがあるかを判断します。 |
ウイルス感染症抗体検査
ウイルス感染症に対する免疫と抗体価を調べる検査です。検査の結果ワクチン接種を希望される方は専門医にご相談ください。
| 検査項目 | 内容 |
|---|---|
| 風しん | 免疫のない妊婦が妊娠初期に風しんにかかると、先天性風しん症候群と呼ばれる病気により、心臓病、白内障、聴力障害などの障害を持った赤ちゃんが生まれる可能性があります。 |
| 麻しん (はしか) |
肺炎や脳炎を引き起こすことがある重篤な病気です。感染力が非常に強く、免疫を持っていない方が感染すると、ほぼ100%発症します。また、妊娠している方が麻しんにかかると、流産・早産を引き起こす可能性があります。 |
| 水痘/帯状疱疹 (みずぼうそう) |
水痘/帯状疱疹ウイルスによって引き起こされる発疹性の病気です。成人に水痘が発症した場合、重症化するリスクが高いと言われています。帯状疱疹は、みずぼうそうと同じウイルスで起こる皮膚の病気です。 |
| ムンプス (おたふくかぜ) |
片側あるいは両側性の唾液腺(耳下腺が最も多い)のびまん性腫脹、疼痛、発熱をきたします。成人での発症例では、髄膜炎、精巣炎、熱性痙攣、難聴、膵炎などの合併症によって入院を要する例が比較的多い病気です。 |
| ウイルス抗体4種 | 上記4種類の抗体検査のセットとなります。 |
アレルギー検査(View39)
アレルギーの原因となることが多い候補物質(吸入・接触19種+食物20種)を1度に調べる検査です。
| 検査項目 | 内容 |
|---|---|
| ●吸入・接触 ( 19種 ) |
ヤケヒョウヒダニ、ハウスダスト、ネコ、イヌ、ガ、ゴキブリ、スギ、ヒノキ、ハンノキ、シラカンバ、カモガヤ、オオアワガエリ、ブタクサ、ヨモギ、アルテルナリア、アスペルギルス、カンジダ、マラセチア、ラテックス |
| ●食物 ( 20種 ) |
卵白、オボムコイド、ミルク、小麦、ピーナッツ、大豆、ソバ、ゴマ、米、エビ、カニ、キウイ、リンゴ、バナナ、マグロ、サケ、サバ、牛肉、鶏肉、豚肉 |
NT-proBNP検査
心不全の早期発見に有効です。
NT-proBNPは心臓に負担がかかると心臓から血中に放出されるホルモンです。当協会では心電図検査や血液検査などと合わせて心臓への負担を総合的に判断しています。
NT-proBNPは心臓に負担がかかると心臓から血中に放出されるホルモンです。当協会では心電図検査や血液検査などと合わせて心臓への負担を総合的に判断しています。
●心不全の注意が必要な方におすすめします
- 血圧、血糖、コレステロールや中性脂肪が高めの方
- 喫煙をされている方
- 肥満の方
- 40歳以上の方
- 不整脈や心臓病を指摘されたことがある方
- 動悸、手足のむくみ、息切れ、だるさのある方
※NT-proBNPは腎臓で代謝される為、腎臓機能が低下すると高値を示します。加齢に伴い男女とも高値を示します。
肥満では低値を示す傾向にあります。ペースメーカーを挿入している人は正しい判定が出来ません。
肥満では低値を示す傾向にあります。ペースメーカーを挿入している人は正しい判定が出来ません。
新型コロナ抗体検査
ワクチン接種あるいは感染既往により獲得したスパイクタンパク抗体価を測定します。感染への抵抗性がどの程度あるかが推測できます。