糖代謝|一般財団法人 京浜保健衛生協会

検査結果項目

糖代謝

糖尿病の検査で尿検査と血液検査があり、血液中の糖が多い状態(高血糖)が糖尿病です。
血糖値は飲み物や食べ物の影響を受け一日の中で変動していますが、HbA1cはそれらの影響を受けることなく検査日の1~2か月前の血糖値の平均を反映します。
したがってHbA1cが高い場合は血糖値も高めに推移していたと考えます。

項目
単位
正常域(基準値)
正常高値
境界線
糖尿病型
空腹時血糖
㎎/dℓ
99以下
100~110
111~125
126以上
HbA1c
(NGSP)
%
5.5以下
6.5以上

※糖尿病と診断される条件
・糖尿病型の高血糖を別の日に2回確認
・以下のいずれかを伴い血糖値が糖尿病型

*HbA1c(NGSP)値が6.5%以上
*糖尿病の典型的な症状(口渇・多飲・多尿・体重減少)がある場合
*確実に糖尿病性網膜症がある場合

※糖尿病学会の診断手順では血糖値とHbA1cの同日測定を推奨

「科学的根拠に基づく糖尿病診療ガイドライン2013」より

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